一般小児外来
一般小児外来

一般小児外来では、お子さまの多様な疾患や不調に対応しています。子どもの病気は大人とは異なる点が多く、日ごろからお子さまの平熱や顔色、食欲、機嫌などをよく観察しておくことが大切です。「いつもと何か違う」という保護者の気づきが、重大な病気の早期発見につながることも少なくありません。発熱や咳といった急な体調不良から、湿疹などの皮膚疾患、育児に関するお悩みまで幅広くご相談いただけます。お気軽にご相談ください。
日本小児科学会認定の小児科専門医が、豊富な臨床経験と医学的な知見に基づき、急性の感染症から慢性疾患まで幅広く対応いたします。
当院では患者様ごとに個室内で診察を行っています。換気や室内清掃も適宜行っており、「診察で別の感染症をもらわないかな」という不安を最小限にし、安心して受診できる環境を整えています。感染症流行期などに混雑した場合には、駐車場の車内でお待ちいただくこともできます。
全ての診察についてWeb予約システムを導入しています。事前に予約し、診察時間までに来院していただくことで待ち時間を短縮できますので、ぜひご活用ください。予約なしで来院していただくこともできますが(予約なしの方の受付は月・火・木・金は17:40まで、水・土は11:40まで)、診察中の患者様の数によっては待ち時間が長くなる可能性があります。
お子さまの感染症をもらってしまった、そんな経験はありませんか?当院では保護者の方の診察も一緒に行い、必要な治療薬を処方します。
精密検査や入院治療が必要な場合は、近隣の総合病院・専門医療機関へ速やかに紹介いたします。
お悩みやお困りのことは何でもお気軽にご相談ください。
子どもの受診理由でもっとも多いのが発熱です。一般的に37.5℃以上を発熱とみなしますが、子どもは体温の変動が大きく、平熱より体温がやや高いだけで元気であれば、問題がないことがほとんどです。発熱は感染時の体の正常な防御反応であり、発熱しているからといって必ず下げなくてはいけないわけではありません。解熱剤は医師の指示に従って使用してください。
2歳までにほとんどのお子さまがかかる感染症です。38℃以上の発熱が3〜4日程度続いた後、解熱とともに全身に赤い発疹が現れます。発疹にかゆみや痛みはなく、数日続いた後は自然に消失していきます。ほとんどの場合自然治癒しますが、熱性けいれんを起こす頻度が比較的高いことが知られており、特に長時間のけいれんが見られた場合は経過に注意が必要です。
インフルエンザウイルスによる感染症で、主に寒い季節に流行します。38℃以上の急な高熱、頭痛、倦怠感、関節痛などが現れ、咳や鼻水が続きます。通常1週間程度で回復しますが、肺炎や脳症などを合併することがあります。抗インフルエンザ薬は発症から48時間以内の投与が効果的ですので、症状が現れたら早めに受診してください。
ムンプスウイルスによる感染症で、耳下腺のある耳の下部からやや前方にかけて腫れて痛むのが特徴です。片側から腫れ始め反対側にも広がることが多く、1週間程度で回復します。まれに髄膜炎や難聴などの合併症を起こすことがあり、任意接種ではありますが予防接種が推奨されます。
乳幼児に多い呼吸器感染症です。初期は風邪のような症状ですが、悪化すると喘鳴を伴い、細気管支炎や肺炎に進展することがあります。特に生後6か月未満の赤ちゃんは重症化しやすいため注意が必要です。特効薬はなく、鼻汁でミルクが飲みにくい場合は、鼻水吸引やこまめな哺乳を行います。
学童期に多い感染症です。発熱と長引く咳が特徴で、典型的な例では乾いた咳が痰の絡む咳に変化します。比較的元気なこともしばしばあり見逃されがちです。抗菌薬による治療が有効ですので、発熱や咳が続く場合は受診をおすすめします。
溶血性連鎖球菌がのどに感染する病気です。38℃以上の突然の発熱、のどの強い痛みが主な症状です。迅速検査で診断でき、抗菌薬で治療することで症状の改善を早め、扁桃周囲膿瘍やリウマチ熱などの合併症を防ぐことができます。症状が治まっても菌が残っていることがあるため、処方された抗菌薬は必ず最後まで飲みきってください。
夏に流行する感染症で、38℃以上の発熱とともに、のどの奥に小さな水ぶくれができます。痛みが強く食事がとりにくくなるため、経口摂取の低下に注意が必要です。熱は数日で下がり、水ぶくれも1週間程度で治っていきます。
こちらも夏に多い感染症です。手のひら、足のうら、口の中に水疱ができるのが特徴であるため手足口病と言われますが、ウイルスのタイプによっては体幹、四肢、顔に発疹が出ることもあります。口の中の水ぶくれが破れると痛みで食事を嫌がることがあります。通常は1週間から10日ほどで自然に治りますが、まれに脳炎や心筋炎などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。繰り返す嘔吐、けいれん、意識の低下、頻呼吸などがみられた場合はすぐに受診してください。
麻疹ウイルスによる全身感染症で、非常に強い感染力をもちます。高熱、咳、鼻水、目の充血に続いて全身に発疹が広がります。肺炎や脳炎など命に関わる合併症を起こすことがあり、予防接種(MRワクチン)による予防が非常に重要です。
※麻疹が疑われる場合は、院内での感染拡大を防ぐため、来院前に必ずお電話でご連絡ください。
水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。蚊に刺されたような発疹から始まり、数日以内に水疱を伴う発疹が全身に広がります。概ね1週間以内にはかさぶたになって治ります。発熱の程度はさまざまです。予防接種済みの方が感染した場合の「ブレイクスルー水痘」では極めて軽い症状しか現れず診断が難しいことがあります。
ウイルス性が大半を占め、下痢・嘔吐・腹痛が主な症状です。嘔吐や下痢がひどくなると乳幼児は脱水になりやすいため、経口補水液などを少量ずつこまめにとることで水分摂取量を確保することが大切です。カンピロバクターなどによる細菌性腸炎が疑われる場合には抗菌薬を使用することもあります。
以下のような場合は、早めの受診をおすすめします。
判断に迷われた場合もぜひご相談ください。
お子さまが体調を崩したとき、ご家庭でできる基本的なケアを紹介します。
お子さまの体調不良に伴って経口摂取が低下すると、脱水になることがあります。経口補水液など塩分や糖分が含まれた飲み物を少量ずつこまめに摂取できれば、脱水を防ぐことができます。
食欲がないときは固形物を無理に食べさせる必要はありません。水分摂取を優先し、回復に合わせてお子さまが食べやすいものから再開しましょう。
室温を快適に保ちましょう。汗をかいたらこまめに着替えをし、体が冷えないようにしましょう。
解熱剤は病気を治す薬ではなく、発熱によるつらさを和らげるものです。熱が高くつらそうなときに、医師の指示に従って使用してください。
お子さまの体調で気になることがあれば、どんなことでもご相談ください。
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